「今日は絶対に気をつけたい」 そんな日に選ばれるのが、高機能マスクです。
見た目も丈夫そうですが短時間の使用でも使い捨てが基本です。
本気の防御力を持つマスク
N95やDS2などの高機能マスクは、顔に密着する設計。 微細な粒子まで防ぐ力があります。
普通のマスクでは通してしまうような、目に見えないほど小さな粒子もしっかりキャッチします。N95マスクなら、0.3マイクロメートルの粒子を95パーセント以上捕集できる性能を持っています。この数字、ピンとこないかもしれませんが、花粉の大きさが約30マイクロメートルですから、その100分の1という細かさです。
溶接時に出るフューム(煙)も有害ですがちゃんと防いでくれます。
但し、高機能なだけに息苦しさを感じることが多いでしょう。
顔との密着性を高めるため、鼻の部分にはノーズフィッターと呼ばれる金属やプラスチックの芯が入っています。
これを指で押さえて自分の鼻の形に合わせることで、隙間をなくし、フィルター性能を最大限に発揮させます。
快適さとのトレードオフ
その分、息苦しさや疲れを感じやすいですが、必要な場面ではとても頼りになります。
正直に言えば、高機能マスクは楽ではありません。
密着性が高い分、呼吸には少し力が必要になります。
夏場は特に蒸し暑さを感じるかもしれませんし、顔に跡がつきやすいのも、密着しているからこその特徴です。
でも、それは裏を返せば「しっかり守ってくれている証拠」とも言えます。
病院での付き添い、高齢の家族との面会、混雑した場所でのイベント参加など、どうしても感染リスクを下げたい場面では、この頼もしさに勝るものはありません。
毎日使うものではなく、いざという時のお守りとして考えるとよいでしょう。
正しく使ってこその性能
高機能マスクは、つけ方一つで効果が大きく変わります。
せっかくの高性能も、隙間があっては意味がありません。
装着したら、マスク全体を両手で覆って息を吸ってみてください。
マスクが顔に吸い寄せられるように感じれば、きちんと密着している証拠です。
逆に、横や上から空気が漏れている感じがしたら、位置を調整しましょう。
サイズ選びも重要です。
顔の大きさに合わないものを選ぶと、どんなに調整しても隙間ができてしまいます。
多くのメーカーがレギュラーサイズとスモールサイズを用意しているので、一度試着してから購入するのがおすすめです。
使い捨てが基本
高機能マスクの多くは使い捨てタイプです。
一度使ったら、たとえ短時間でも新しいものに交換するのが原則です。
フィルター部分は呼吸によって水分を含み、時間とともに性能が低下していきます。
また、外側には捕集した粒子が付着しているため、触れたり再利用したりするのは避けたいところです。
価格は通常のマスクより高めですが、その分の価値は確実にあります。
まとめ買いしておけば、必要なときにすぐ使えて安心です。
専門家も信頼する性能
医療現場や研究施設など、感染対策が最優先される環境で選ばれ続けているのが、高機能マスクの何よりの証明です。
感染症病棟で働く看護師さん、検査技師さん、研究者の方々が日常的に使っているものと同じレベルの防御力を、私たちも必要に応じて手に入れられる。
そう考えると、心強いですよね。
こんな方におすすめ
- 医療・介護の現場
- 感染リスクが高い環境
- 安心を最優先したい
- 免疫力が低下している
- 大切な人を守りたい
- 人混みを避けられない予定がある
- 海外渡航など特別な状況に備えたい
高機能マスクは、あなたの「絶対に守りたい」という気持ちに応えてくれる、心強い味方です。
普段使いには向きませんが、ここぞという場面では迷わず選びたい選択肢と言えるでしょう。
次回も、また違った角度からマスクの魅力をお届けします。
【第5回】季節の悩みに|花粉対策マスク

