いつもは穏やかなカピバラ一族
今日もいつもの静けさなのに、何かが起こりそうな予感がしてスマホを向けて録画を始めました。
そしたら・・・
ハイライト版
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小さなカピバラが教えてくれた「あきらめない力」
先日、長崎バイオパークでカピバラたちを眺めていたときのことです。
いつものようにスマートフォンを向けて何気なく動画を撮影していました。特別な出来事を期待していたわけではありません。ただ、のんびり過ごすカピバラたちの姿を記録しておこうと思っただけでした。
そのとき、一頭の大人カピバラが気持ちよさそうにお気に入りの場所でくつろいでいました。
ところが、そこへ子どものカピバラがやって来たのです。
大人の体の大きさは子どもの何倍もあります。
私は「これはけ散らされるだろうな」と思いました。動物の世界では、体の大きさや力の差はとても大きいからです。
案の定、大人のカピバラはゆっくり近づく子どもを、その場所から追い払おうとしました。
ところが次の瞬間、思いがけないことが起きました。
子どもカピバラは逃げなかったのです。
小さな足をしっかり踏ん張り、その場にとどまりました。
押されても離れない。
どこか不安そうでありながら、それでも自分の居場所を守ろうとしているように見えました。
数秒にも満たない出来事だったかもしれません。
しかし私には、とても長い時間に感じられました。
そして結果は、子どもカピバラの勝利。
大人カピバラの方が別の場所へ移動し、子どもはそのままお気に入りの場所を奪ったのです。
思わず「やったな」と声をかけたくなりました。
動物たちの世界に人間の感情を重ねるのは良くないのかもしれません。それでも、その小さな姿からは確かな意思のようなものが感じられました。
私たちも年齢を重ねると、「もう無理かな」「自分にはできないかな」と思う場面があります。
若い頃より体力も落ちますし、新しいことへの挑戦も億劫になります。
それでも、この日の子どもカピバラは教えてくれました。
力の差があっても、最初からあきらめる必要はない。
小さくても、自分の居場所を守るために踏ん張ることには意味がある。
結果がどうなるかは分からなくても、一歩も引かずに立ち続けることが大切なのだと。
たまたま撮影していた動画には、そんな小さなドラマが残されていました。
長崎バイオパークでは、動物たちの何気ない日常の中に、ときどき心を動かされる物語が隠れています。
この日、私が出会ったのは、小さなカピバラの勇気でした。
そしてその姿は、年齢を重ねた私の心にも、静かな元気を届けてくれたのです。
YouTubeにアップしました。
人間の私も定年からが楽しい人生が始まるぞ~!
という気持ちで頑張ります。

