前回は「和風にする?」「洋風もいいな」「いや、和洋折衷なら両方食べられるぞ」と、
おせちの中身について楽しく迷ってみました。
では、食べたいおせちのイメージが少し見えてきたら、次はどうしましょう。
今度は「どこで買う?」という問題が待っています。
昔なら近所のスーパーや百貨店でカタログをもらって選ぶイメージが強かったかもしれません。
ところが今は、パソコンやスマートフォンを開けば、楽天市場、百貨店のオンラインストア、
おせち専門店、食品通販とさまざまな売り場があります。
選択肢が増えたのはうれしいことですが、増えすぎると「結局どこから見ればいいんだ?」となります。
今回は、ネットでおせちを探すときの「売り場の違い」を整理してみましょう。
楽天市場は「まずいろいろ見たい」方に便利
楽天市場でおせち料理を探してみる楽天市場の特徴は、多くのショップの商品を一か所で探せることです。
早割・特典付き、定番人気、レビュー、ランキングなどから絞り込める構成になっていることが多く、「まだ具体的なお店は決めていないけれど、いろいろ比べたい」という方には便利です。
「2~3人前」「和洋折衷」「1万円台」と条件を入れて探していくと、「こんなおせちもあるんだ」という商品に出会えることもあります。
普段から楽天を使っている方は、楽天ポイントが気になるところでしょう。
ただし、ポイントだけで商品を決めないことが大切だと思います。
「ポイントがたくさん付く!」と喜んでいたら「ところで、これ5人前だけど誰が食べるの?」となっては困ります。
まずおせち、ポイントはそのあとです。
百貨店は「お店や料理人から選びたい」方に向いている
百貨店のおせちには、料亭、ホテル、レストランなどの商品をまとめて探せる魅力があります。
「一度は有名料亭のおせちを食べてみたい」「ホテルのおせちが気になる」
という方は、百貨店のサイトから見ると探しやすいでしょう。
和風・洋風・中華など、出どころで選べるのも特徴です。
夫婦2人なら「今年は量より、ちょっといいものにしようか」という選び方もできます。
お正月ですから、少し背伸びするのも楽しいものです。
専門店は「おせちをじっくり比較したい」方に面白い
おせちを中心に扱う専門通販では、「何人前?」「何品入っている?」「どんな料亭の監修?」など、おせちの条件を軸に比べやすい構成になっていることが多いです。
最初から「今年は通販でおせちを買う」と決めている方なら、専門店を直接見るのも方法のひとつです。
ただし、専門店ごとに配送方法やお届け日の指定、変更・キャンセルの条件などが異なります。
料理だけでなく、注文条件まで確認しておくと安心です。
特に初めて利用する専門通販は不安になりますから、少額商品で対応の仕方を見てもいいですね。
「一番いい売り場」は家庭によって違う
ここまで見てくると、「楽天・百貨店・専門店のどれが一番いい?」と聞きたくなります。
でもこれは簡単には決められません。
なぜなら目的が違うからです。
いろいろなショップの商品を横断して比べたいなら楽天市場。
料亭やホテルから選びたいなら百貨店。
おせちに絞って詳しく比較したいなら専門店。
最初から一つの売り場だけに決めなくてもいいのです。
「3か所作戦」も面白い
夫婦2人のおせちを探すなら、こんな方法もあります。
まず楽天市場を見て「2人前だと、このくらいの価格なんだな」と相場をつかむ。
次に百貨店を見て「この料亭のおせち、ちょっと食べてみたいね」と候補を探す。
最後に専門店を見て「同じくらいの価格なら、こっちは品数が多いな」と比べる。
そして候補を3つ程度に絞ります。
こうすると「ネットを見始めたら100種類あって分からなくなった!」という迷子になりにくくなります。
値段を見るときは「送料込み」で比べる
通販で忘れたくないのが送料です。
商品価格だけを見て「こっちのほうが1,000円安い!」と思って注文画面まで進んだら、送料が加わるケースもあります。
しかもその送料が高いこともあるのです。
だから比べるときは、最終的にいくら支払うのかを見ることが大切です。
本体価格だけを並べて比べない。
これは通販でおせちを選ぶときに覚えておきたいことです。
配送日も意外と大事
さらに確認しておきたいのがお届け日です。
おせちは普通の通販商品と少し違い、年末の決められた期間に配送されるものがあります。
商品によっては12月29日・30日・31日のいずれかとなっていて、日にちを選べない場合もあります。
「料理がおいしそう!」の次に、「いつ届く?」も確認しておきましょう。
たとえば12月30日は旅行で不在、31日に帰宅という家庭に30日到着では困りますよね。
受け取り方法も含めて、早めに確認しておくと安心です。
レビューは「星の数」だけで判断しない
楽天市場などで選ぶとき、購入者レビューも参考になります。
ただし、星の数だけで決めるのはもったいないです。
見ておきたいのは「量はどうだった?」「何人で食べた?」「味付けはどう感じた?」「写真の印象と違った?」といった部分です。
4人家族が「ちょうどいい量でした」と書いている商品を夫婦2人で買えば、
多く感じるかもしれません。
自分たちと似た家庭の感想を探すと、ずっと参考になります。
10月は「どこで買うか」を決めるのにもいい時期
ここまでの連載で、人数・予算・食べたい料理の種類が少しずつ見えてきた方も多いと思います。
そこで10月は、購入先まで候補を絞ってみてもよさそうです。
普段から楽天をよく使うなら楽天中心でいい。「今年は百貨店のおせちを試してみたい」でも構いません。
自分が選びやすい売り場を見つけることも、おせち選びの一部です。
そして11月、「まだ何も決めてない!」組が動き始める
8月からゆっくり考えてきた連載も、いよいよ11月へ。
ところが世の中には「おせち?まだ何も決めてないよ」という方も当然います。
気づけばカレンダーは11月。今年も残り2か月。
「ところで、今年のおせちどうする?」「…………」そんな家族の沈黙が聞こえてきそうです。
でも、11月だからといってすぐに慌てる必要はありません。
次回は、11月からおせちを探し始めても大丈夫なのかを考えてみます。
次回:第9回「11月、おせち予約を忘れていた!まだ間に合う?ここからの選び方」です。
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