シェーバーに金属ボディは必要なのか
ES-P690Uを見ていて、6枚刃以上に私が気になったところがあります。
本体です。
パナソニックはES-P690UとES-P680Uについて、アルミニウムの塊から1台ずつ削り出して造形した金属製ボディを採用しています。
「ひげを剃るだけならプラスチックでもいいのでは?」
確かにその通りです。
むしろ軽さだけなら樹脂製のほうが有利な場合もあります。
それでも金属を使う。
ここには性能とは少し違う価値がありそうです。
金属加工をしてきたから気になる「削り出し」
私は約47年間、ものづくりの現場で金属加工や機械に関わってきました。
旋盤、フライス盤、研削盤、放電加工機なども使ってきました。
そんな私が「アルミ削り出し」と聞くと、
どんな刃物で加工しているのだろう?
どうやってつかんで(固定)いるのだろう?
表面はどう仕上げているのだろう?
と、ひげそりとは別の方向まで気になってしまいます。
これは私自身の職業経験から感じることであり、製品性能を示すものではありません。
しかし、工業製品には「使えればいい」だけでは説明できない五感を刺激する楽しさがあります。
パナソニックES-P690U-S [5年延長保証無料進呈]ラムダッシュ パームインPRO 6枚刃 ESP690US ☆日本製☆
腕時計やカメラに少し似ている
時間を見るだけなら、安い時計でもできます。
写真を撮るだけなら、スマートフォンでもできます。
それでも機械式時計やカメラを大切に使う人がいます。
道具そのものに触れる楽しさがあるからでしょう。
ES-P690Uも、そういう方向に少し近づいたシェーバーだと私は感じます。
毎朝使うものだからこそ、
「今日もこれを使おう」
と思える道具にする。
これも高級品の価値なのかもしれません。
日本製品の良さとは心に響く製品仕様から滲み出るものかも知れないですね。
約180gなら旅行にも持って行ける
ES-P690Uの本体質量は約180gです。
高さ約5.9cm、幅約7.2cm、奥行約4.9cmというサイズにまとめられています。
旅行好きのシニアにとって、荷物の軽量化は大切です。
若いころは多少荷物が増えても平気でしたが、
年齢を重ねると500g、1kgの違いが後から効いてきます。
シェーバーを小さくできれば洗面用品の袋にも入れやすいですしね。
専用ケースも付属しているため、持ち運びも考えられています。
小さいものほど無くさない工夫も必要
ただし、小さいことには弱点もあります。
旅館の洗面台。
ホテルのベッド脇。
旅行バッグの小さなポケット。
なぜ多くなるのかわからないけど、どこに置いたか分からなくなる可能性があります。
8万円を超えるシェーバーをホテルに忘れたら、帰りの電車で景色どころではなくなるでしょう。
私は旅行で使うなら、
「シェーバーは洗面用品ポーチのこの場所」
と収納場所を決めておきたいと思います。
機械も人間も基準が大事です。
高級感に8万円払う必要はない。でも好きなら価値になる
アルミ削り出しだから、誰にでもES-P690Uがおすすめとは思いません。
「外観はどうでもいい。よく剃れればいい」
という方なら、大きな製品でもっと安い選択肢があります。
しかし、
良い道具を長く使いたい。
金属の質感が好き。
毎朝使う道具にも少しこだわりたい。
という方なら、METAL EDITIONは気になる存在でしょう。
シニアになったから何でも安いもので済ませる必要はありません。
必要なものを減らし、その代わり本当に気に入ったものを少し持つ。
そんな暮らし方にも合いそうです。
釣り竿も防波堤用を持って沖磯に通うと、最終的には◯◯万円のブランド竿を買っちゃいました。
奥さんには内緒ですけどね・・・


