ひげそりに8万円?最初は私もそう思いました
電気シェーバーを探していて、ちょっと驚く製品を見つけました。
パナソニックの「ラムダッシュ パームインPRO 6枚刃 ES-P690U」です。
パナソニック公式オンラインストアで確認すると、価格は84,150円。
「ひげを剃る道具に8万円以上?」
おそらく最初にそう感じる方も多いでしょう。
私も同じです。
長年ものづくりの仕事をしてきましたので、高価な道具を見ると、値札だけではなく、
「いったい、どこにお金がかかっているのだろう?」
と中身を知りたくなります。
そこで今回は、すぐに「高いからいらない」と結論を出さず、一つずつ調べてみることにしました。
2026年9月時点で、パナソニック公式オンラインストア価格は84,150円です。
価格は販売店や時期によって変わるため、購入時には最新価格を確認してくださいね。
小さいシェーバーなのに最高峰の6枚刃
まず面白いのが本体の大きさです。
ES-P690Uは、高さ約5.9cm、幅約7.2cm、奥行約4.9cm。
重さも約180gです。
ところが、この小さな本体にラムダッシュの6枚刃システムが入っているのです。
パナソニックによると、
5枚刃モデルと比較して少し大きくなったけど長いくせヒゲのカット率は約2倍になったそうです。
さらに外刃の接触面積を広げることで、肌にかかる圧力も約10%低減したとしています。
もちろん、これはメーカーによる試験結果なので、
実際の剃り味にはヒゲの濃さや肌質による個人差があります。
それでも、
「旅行用だから剃り味は少し我慢しよう」
という従来の携帯シェーバーとは、考え方そのものが違うように感じます。
パナソニックES-P690U-S [5年延長保証無料進呈]ラムダッシュ パームインPRO 6枚刃 ESP690US ☆日本製☆
金属加工をしてきた私はボディも気になります
ES-P690UとES-P680Uは「METAL EDITION」と呼ばれています。
アルミニウムの塊から1台ずつ削り出してボディを造形しているそうです。
私は長年、金属加工に関わってきました。
その経験から考えると、
「アルミ製」という言葉だけではなく「塊から削り出す」という部分に興味を引かれます。
一部のスマホでもアルミ削り出しで製作した製品は高級感が感じられます。
材料を削れば削るほど加工時間も必要ですし、
外観をきれいに仕上げるには加工条件や表面処理も重要になります。
ただし、私はES-P690Uを実際に加工したわけではありませんので、
これはあくまで金属加工経験者として感じる部分です。
電気シェーバーなのに、少し精密機械を見るような気持ちになります。
あの丸っこいデザインをどうやって固定するんだろう・・・
充電方法も面白い
ES-P690Uには、
- マグネット式充電ケーブル
- ワイヤレス充電台
- パームインポッド
という複数の充電方法があります。
マグネット式充電ケーブルなら約2時間、
ワイヤレス充電台やパームインポッドでは約4時間で充電。
1日約3分使用した場合、満充電から約14日使用できるとされています。
旅行なら2泊3日どころか、1週間程度でも充電器を持たずに出かけられそうですが、置いていけるかな?
私は旅行の荷物をできるだけ軽くしたいので、この点は気になります。
ES-P690Uには全自動洗浄充電器まで付いてくる
最上位モデルES-P690Uには「パームインポッド」が付属します。
下位モデルにはついていません。
ここにシェーバーをセットすると、
洗浄
加熱乾燥
充電
まで行ってくれます。
若いころなら、
「自分で洗えばいい」
で済ませていたかもしれません。
しかし年齢を重ねると、毎日使う道具こそ手入れが簡単なほうがありがたい。
一定の品質で清潔さを保ってくれるのは安心感が持てます。
洗浄器が必要かどうかは人によりますが、この便利さも8万円超という価格の一部なのでしょう。
8万円のひげそりではなく、全部入りの小型シェーバー
ここまで調べてみると、ES-P690Uは単純に、
「8万円もする携帯ひげそり」
と見るだけでは少し違うようです。
6枚刃。
高速リニアモーター。
アルミ削り出しボディ。
手のひらサイズ。
ワイヤレス充電。
マグネット式充電。
全自動洗浄・乾燥・充電。
キャリングケース。
かなり詰め込まれています。
だからといって、誰にでもおすすめできる価格ではありません。
ヒゲが薄く、数千円から1万円台のシェーバーで満足している方なら、無理に選ぶ必要はないでしょう。
しかし、
「これから旅行をたくさん楽しみたい」
「家でも旅先でも同じシェーバーを使いたい」
「小さくても剃り味は妥協したくない」
という人なら、一度現物を触ってみたくなる製品です。
私はまず、
8万円のシェーバーを買うかどうかではなく、8万円の中に何が入っているのか
をもう少し調べてみたいと思います。
次回は、その中心となる「手のひらサイズの6枚刃」について見ていきます。


