ブログやメルマガを書いていると、文章そのものよりも「書き始めるまで」に時間がかかることがあります。
タイトルが決まらない。
見出しがまとまらない。
最初の一文が出てこない。
書いているうちに話が別の方向へ行ってしまう。
私も何度も経験しています。
そこで今週は、AIに文章を全部書かせる話ではなくアイデアで助けてもらいます。
自分が書くための準備時間をAIに短縮してもらう方法
を考えてみます。
一番疲れるのは白い画面を見ている時間かもしれない
WordPressの投稿画面を開いた。
ところが何を書こうか決まらない。
カーソルだけが点滅しています。
ブログを始めた時期はこの時間が意外に長いものです。
私はAIを使うようになって、ここがかなり変わりました。
たとえば、
「シニアがAIを使って自由時間を増やす記事を書きます。読者は60~70代です。見出しを5つ考えてください」
と相談します。
すると土台ができます。
大切なのは、AIが出した見出しをそのまま使うことではありません。
私は機械加工をしていたころ、人から指示された加工方法でも、本当にこの順番でいいかを一度考えていました。別の手順が良いと思ったときは指導者に確認してOKがもらえたら実行していました。
文章も同じです。
AIが作った構成を見ながら、
「これは自分には合わない」
「この順番のほうが説明しやすい」
「ここには自分の経験を入れよう」
と修正します。
この作業なら、白紙から全部考えるよりずっと楽です。
AIに任せやすい作業は4つある
ブログを書く場合、私は次のような作業はAIと相性がいいと感じています。
タイトル候補を出してもらう
一つのタイトルを必死に考えるより、10個ほど出してもらいます。
ぼやっとしたイメージでいいので読者像を伝えるとAIが考えてくれます。
そこから自分らしい言葉に直します。
見出しを整理してもらう
書きたいことを箇条書きでAIに渡し、
「初心者が理解しやすい順番に並べてください」
と頼みます。
これだけでも頭の整理になりますし、構成の勉強にもなります。
長くなった文章を整理する
自分で書いた文章が少し回りくどくなったと思ったら、
「内容は変えず、重複しているところを整理してください」
と頼めます。
読者目線で分かりにくい部分を探してもらう
「60代でAI初心者の人が読んだ場合、分かりにくいところを教えてください」
と聞く方法もあります。
これはなかなか便利です。
書いている本人は分かっているので、専門用語に気づきにくく分かりにくさに気づきにくいからです。
自分の経験までAIに作らせない
ここは気をつけたいところです。
AIは文章を上手に作ります。
そのため、もっともらしい体験談まで作れてしまいます。
しかし、自分の記事なら、自分の経験は自分で書きたいと思っています。
私は47年間、ものづくりの仕事に関わってきました。
機械の音や振動、切り粉の状態を見ながら加工条件を考えてきました。
こうした経験はAIにはありません。
動物園に何度も通って、同じ動物でも性格が違うと感じた経験も私自身のものです。
だから、
AIには文章の骨組みを手伝ってもらい、中身には自分の経験を入れる。
この分担が自分には合っています。
Obsidianに経験を残しておくとさらに楽になる
私は最近知った、Obsidianに自分の経験や考えを残すことも試しています。
まだ習慣化にはなっていませんが、自分の経験を蓄積していつでも思い出せる引き出しを作っています。
昔の仕事。
失敗した買い物。
旅行で感じたこと。
ブログのアイデア。
AIを使って気づいたこと。
こうしたものを少しずつ残します。
記憶だけを頼りにすると、
「前にも似た経験があったはずだけど、何だったかな」
となります。
Obsidianに残してあれば探せます。
日にちとキーワードとタグだけでいいのです。
思い出すきっかけが残っていれば、意外にぱっと思い出します。
将来的には、こうした自分の記録とAIを組み合わせることで、文章作りの時間はさらに短くなるのではないかと期待しています。
ただし、最初から完璧な知識倉庫を作る必要はありませんし作れません。
私もまだ試行錯誤の途中です。
2時間を1時間にするなら全部を速くしない
文章を速く書こうとすると、キーボードを速く打つことを考えてしまいました。
でもブラインドタッチまでには至っていません・・・
しかし、私はそこではないと思いはじめました。
タイトルで20分。
構成で20分。
調べもので30分。
書き直しで30分。
こうした前後の作業を少しずつ減らせば、結果として大きな時間短縮になります。
機械加工でも、加工速度だけを上げるより段取りを改善したほうが効果が出ることがありました。
ブログも同じです。
空いた時間までブログを書かなくていい
ここで前回の話に戻ります。
AIでブログが1時間早く完成した。
そこで、
「もう一本書けるぞ」
と考えるのももちろん自由です。
私も最初は欲が出て止まりませんでした。
でも毎回それを続けていると、結局忙しさは変わらないのです。
私は、
今日は早く終わったから散歩へ行こう。
コーヒーを飲みながら音楽を聴こう。
次の旅行先でも調べよう。
そんな日があっていいと思います。
ブログは人生を楽しむための一部です。
ブログを書くために人生の時間が全部なくなったら、少し順番が逆になってしまいます。
今週は文章を全部AIに書かせるのではなく、
自分が時間を使いたくないところを一つだけAIに任せてみる。
そこから始めてみてはいかがでしょうか。
家族で学んだほうが楽しく学べるAI AI時代なのに、子どもに何を学ばせればいいか分からない親御さんへ


