5週間、「火曜日はAIで1時間取り戻す」というテーマで考えてきました。
文章を書く時間を短くする。
調べものを早く終わらせる。
繰り返す作業をテンプレートにする。
どれもAIの便利な使い方です。
でも、このシリーズで一番大事なのはAIではありません。
AIで生まれた時間を、自分は何に使いたいのか。
最後はそこを考えてみたいと思います。
時間を増やすだけでは意味がない
仕事をしていたころは、時間短縮は生産性につながりました。
1時間早く終われば、次の仕事が始まります。
それが普通でした。
しかし人生後半では、自分で使い道を決められる時間が増えます。
それなのにAIで1時間作って、その1時間にまた仕事を入れてしまえば、忙しさはあまり変わりません。
もちろん仕事が好きなら、それもいいでしょう。
ブログをもう一本書きたい人もいる。
副収入につながる作業をしたい人もいる。
それも一つの選択です。
ただ、
何もしないという選択も残しておきたい。
私はそう思います。
自分用のアプリ作りも楽しそうですよね
私なら外へ出る時間を増やしたい
私は旅行が好きです。
これからは観光地を見るだけでなく、地域に滞在し、少し働きながら人と触れ合うような旅にも興味があります。
そのためには体力も必要です。
歩く。
少し走る。
外へ出る。
AIを使う時間が増えた結果、運動する時間が減ってしまったら少し困ります。
だからAIを使って作業時間が短くなったら、その時間を外へ返す。
そんな使い方もしてみたいと思っています。
音楽を一枚ゆっくり聴く時間でもいい
私はアナログレコードを聴くことも好きです。
以前はジャズを中心に聴いていましたが、クラシック、ロック、歌謡曲、演歌など、いろいろ聴くようになりました。
知らなかった音楽に触れると、
「こんなのもいいな」
と思うことがあります。
人生後半には、こういう寄り道が意外に大切なのではないでしょうか。
AIは効率を上げる道具ですが、
効率よく生きるためだけに人生があるわけではありません。
効率化で生まれた時間を、効率とは関係のない楽しみに使う。
私はそこに面白さを感じます。
好奇心の時間を取り戻す
シニアになると、新しいことを始めるのをためらう場合があります。
今さら覚えても仕方ない。
難しそう。
若い人の道具だろう。
AIもそう思われがちです。
でも私は、分からないからこそ少し触ってみるのも楽しいと思っています。
Obsidianを覚える。
AIに変な質問をしてみる。
行ったことのない町を調べる。
知らない音楽を聴く。
動物をじっくり観察する。
こうした時間は直接お金を生まないかもしれません。
しかし自分の世界を広げてくれます。
人生後半は「空いた時間」の使い方で変わる
現役時代は、時間の多くを会社が決めます。
出勤時間。
仕事の予定。
会議。
納期。
ところが退職後は、自分で決める時間が増えます。
これは自由ですが、意外に難しいことでもあります。
気がつけばテレビを見て一日が終わる。
パソコンを見続ける。
何となくスマホを見る。
それも悪くはありません。
ただ、ときどき、
「今日は何に時間を使いたいだろう」
と考えるだけでも過ごし方が変わる気がします。
AIは人生を速く走るためのエンジンだけではない
AIというと、
仕事が速くなる。
稼げる。
生産性が上がる。
そんな話が目立ちます。
しかしシニアにとっては別の使い方もあると思います。
面倒な作業を短くする。
分からないことを早く調べる。
忘れていた経験を整理する。
そして生まれた時間を、自分の好きなことに戻す。
私はAIを、
人生を速く走るための道具ではなく、寄り道する時間を作る道具
として使ってみたいと思っています。
火曜日に一度だけ時間を考える
毎日「時間を大切にしよう」と考える必要はありません。
それでは少し疲れてしまいます。
そこで火曜日です。
週の始まりの慌ただしさが少し落ち着いたころ、
「今週、AIに任せられる作業はないかな」
と考える。
一つ見つける。
10分でも短くする。
そして空いた時間を自分に返す。
そんな小さな習慣なら続けられるかもしれません。
日本にはこれから、自由な時間を持つシニアがさらに増えていきます。
その時間を全部「暇」と考えるのか。
「これから使える自分の時間」と考えるのか。
そこには大きな違いがあるように思います。
私はまだAIを学んでいる途中です。
Obsidianも使いながら覚えています。
失敗もします。
遠回りもします。
それでも新しい道具に触れることで、
「次は何をやってみよう」
と思えること自体が楽しい。
この記事を読んだ方が、
「自分もAIを少し使って、30分くらい自由時間を増やしてみようかな」
と思ってくれたなら、この5週間の記事を書いた意味があります。
AIで増やしたいのは仕事量ではありません。
自分の時間です。
来週の火曜日からは、パソコンを少し早く閉じてみませんか。
実現したいことが苦手なら得意な方へ依頼すればいいのです ココナラ


